アニメの『かんなぎ』を見ていて、この作品は、何というか、すごく昭和の香りのする作品だなあ、と思った。しかし、それは単に古臭いとか懐かしいというのとは違っている。こんな作品をゼロ年代の終わりにやるなんて時代錯誤だ、とかそんなことではない。むしろ、この作品を見ていて、そうした昭和の香りに何か新しいものを感じたのだ。 いったいその理由は何だろうと考えながら、ネットの記事をいくつか見ていたのだが、まずキーワードとして出てくるのが「ギミック」という言葉である。 「かんなぎ」で山本寛監督がしたい事〜オトナアニメより〜(海ノ藻屑) http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20081010/p1 この記事で検討されている山本寛の発言は、ネットで読める山本寛のインタビュー記事でも語られていることである。 やっぱり「ハルヒ」「らき☆すた」がヒットして、それを追うわけではないんでしょうけど