FLOPS(フロップス、Floating-point Operations Per Second)はコンピュータの性能指標の一つ。 FLoating point number Operations Per Secondの名称が示す通り、1秒間に浮動小数点演算が何回できるかの指標値ひいては性能値の事を指す。 ハードウェアの仕様として用いられるのは理論値であるが、ベンチマークソフトなどの計測から導き出される計測値は、理論値からは原則的に下がる。その為、理論値だけでなく、「理論的に算出された値の何%で実際のプログラムが動作するか」ということが重要になる(実測値)。実際の値が理論値に近いほど、より効率的なコンピュータだと考えられるからである。 パーソナルコンピュータ(以下PCと表記)向けのCPUやGPUメーカーは、計算ノードとしては単一のノードとなるので通常理論値で発表する(理論値がほぼそのまま実