この記事は「情報セキュリティ系論文紹介 Advent Calendar 2016」14日目の記事です。 近年、ディープラーニングと呼ばれる機械学習手法の進展もあいまって、ディープラーニングではない機械学習もそこそこの注目を集めている。 ここでは、2016年に公表された機械学習系の情報セキュリティ論文について、気になったものをまとめてみる。 discovRE: Efficient Cross-Architecture Identification of Bugs in Binary Code (NDSS 2016) Paper 命令数等の複数の数値指標を用いてk-Nearest Neighborによるフィルタリングを行った後、Maximum common subgraph(MCS)によるControl Flow Graphの類似度比較を行うことで、バイナリ(ファームウェア)から既知の脆弱性を
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