数ある情報科学科の授業のうちでも最も苦しく楽しいのが、このプロセッサ実験(正式名称は情報科学実験2)でしょう。 この実験は5〜6人で班を作り、 コンピュータの心臓部であるCPU CPUを動かすために必要になる基板 それに流し込むデータを作るソフトウェア群(コンパイラ、浮動小数点ライブラリなど) を(オリジナルデザインで)作成し、最後にレイトレーシング(レイトレ)プログラム でコンテストを行うというものなのです。 実験の完成を目指す課程で、情報科学の基本的な事項を有機的に学んでいくことができます。 コンテストは、班対抗でそのパフォーマンスを競いあうというもので、これがあるために、学生は思わず熱がはいってしまいます。 この実験は92年度から実施されているもので、このようなことを 学生実験としておこなったことは、おそらく始めてのことでしょう。 それでは、この演習をちょっと仮想体験してみてください