日本データテクノロジーは5日、パソコンメーカー、外付けドライブメーカー、ハードディスクメーカー、製造年等に分類した、「2009年ハードディスク データ復旧統計」を発表した。 日本データテクノロジーはデータ復旧の大手で、実際に2009年にデータ復旧依頼を請けた4万台以上のハードディスクについて、その傾向を分析したものとなっている。ハードディスクの故障については、噂的に語られることも多く、具体的な数値として公表された貴重なデータと言える。ただしデータ復旧依頼の原因は、機器の故障だけでなく、ユーザ自身の誤操作によるデータ消去、機器の落下等、メーカーの品質に関係しないケースも含まれている。また販売された台数(市場シェア)を考慮したものではないため、必ずしも実勢を反映したものではない点に注意して欲しい。 まず同社にデータ復旧依頼で持ち込まれた機器を形状別に分類したところ、デスクトップパソコンが21.