乗員乗客14人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、バスの運転手の同僚がNHKの取材に応じ、この運転手は、大型バスの運転に慣れていなかったものの、運転手不足で現場に出てもらわなければ、仕事が回らない状況だったと証言しました。 土屋運転手は東京・羽村市のバス運行会社、「イーエスピー」で働く前の勤務先では、比較的小型のバスを昼間に運転していたということです。このため、吹雪で路面が凍っていたり、夜間に狭い峠道を走ったりしたときは、運転させなかったということです。男性は、「時間をかけて研修を行えればよかったが、スキーシーズンで運転手が足りず、仕事を受けられないことも多く、土屋運転手にもベテランの運転手などの交代要員として現場に出てもらわければ、仕事が回らない状況だった」と話していました。 その背景について、男性は、平成24年に群馬県藤岡市の関越自動車道で、乗客7人が死亡した事故を受けて、夜間、距離