【スリップについて、もう少し深く考えてみる。 ノーマンのスリップ分類によると、大きく3つに分類されるようだ。その中でもまた細かく分かれていくので、以下順に説明を加えていく事にする。 1.意図の形成段階のスリップ(Slips During the Formation of an Intention) ------------------------------------------------------------------------ 1-(1).モードエラー Mode Errors: Erroneous Classification of the Situation 状況を不確認のまま、別の場面では正しいとされる行動をしてしまうスリップである。 例1 シャープペンが書けないので、ついペン先に息をかけ温めた。 (鉛筆のときにする行為をしてしまったのである) 例2 眼鏡はどこだ、