4組に1組がマッチングアプリで知り合って結婚した――。こども家庭庁が26日に公表したウェブ調査でこんな結果が明らかになった。同庁は若い世代の結婚や出会いを支援するため、具体的な施策について予算要求を本格化させたい考えだ。 調査は15~39歳の未婚者1万8000人、既婚者2000人の計2万人から回答を得た。既婚者を対象にした調査では、出会いのきっかけにマッチングアプリを挙げた人は最多の25・1%。職場や仕事などが20・5%で続き、9・9%の学校が3番目だった。 一方で、5人に1人が結婚に消極的で、未婚者のうち14%が「結婚したくない」と回答。「できれば結婚したくない」の5・9%と合わせると約20%に上った。ただ、人生設計などライフデザインについて学校で学んだ場合、結婚に前向きな人の割合が多かった。このため、同庁ではライフデザインを学ぶ機会の提供などを検討する。 こども家庭庁は出会い支援などを