福崎俊博ほか「C言語を256倍使うための本」 血液型で人間を占うのは非科学的でマスコミでも取り上げるのを自粛しているという。当然だろう。地域も環境も異なる何十億という人間がたかだか数種類に分類できるわけがない。 ところで、昔の本などをいろいろ整理していると、ついパラパラと中身を見てしまう。これがこの種の整理の楽しみでもある。福崎俊博ほか共著「C言語を256倍使うための本」(アスキー)の138pに、こういう分類が出ている。 会議で流暢に長々としゃべる割には小回りや機転のきかないCOBOL型人間や、頭は切れるし話も簡潔にできるのだが、ちょっといい加減なところのあるC型人間、バカでいつも何をいっているのか分からないが短時間の力仕事だけはめっぽう得意なBASIC型人間、上品で優雅で美しいが、汚い仕事にはそっぽを向いてしまうPascal型オフィスお嬢様など、(以下略) 発行は1990年である。BA