ITを自分たちで持つオンプレミスという前提からクラウドサービスの活用へと選択肢が広がり、その利便性によって現在では半数以上の企業がなんらかのクラウドサービスを利用しているといわれています。コロナ禍で脚光を浴びるテレワークにおいても、クラウドサービスの利用はほぼ必要不可欠となっており、今後ますますその利用は加速することが予想されます。 一方、未だにクラウドサービスを利用していない企業は約3割あるとされ、背景には情報漏えい等のセキュリティに不安があるといわれています。 クラウドサービス事業者にとっては、提供事業者やサービスが増える中で、他社との差別化にも課題が出ています。堅牢なセキュリティを証明することは、クラウドサービス未利用者や競合他社顧客に対して大きなアピールにつながります。 本記事では、情報セキュリティの各種規格や基準の中で、特にクラウドセキュリティに特化したものを紹介し、何に準拠して