― 日本のコホート研究のプール解析 ― 日本人のBMIと死亡リスク 肥満は2型糖尿病、循環器疾患、いくつかのがんに関係しており、健康に重大な悪影響を及ぼします。肥満指数(BMI)は体重(kg)を身長(m)の二乗で割って算出され、測定・計算が簡単で、肥満・痩せの指標として広く使われており、その水準が健康リスクや死亡率と深く関係していることが海外の多くの研究で報告されています。WHOでは国際的な基準として、BMI25以上を過体重、30以上を肥満としました。しかし、アジア人ではBMI25以下でも2型糖尿病や循環器疾患の発生リスクが高く、BMIと体脂肪率や体脂肪分布の関係にも違いがみられるので、同基準をそのまま使えるとは限りません。また、最近発表された、アジアの110万人以上の人々を対象に行われた研究では、東アジアと南アジアでBMIと死亡リスクの関係に異なるパターンが見られました。 そこで、今回、

