DeNAでシステムインフラを運用しています小野です。 今回から3回に渡って、OpenStackの運用についてご紹介したいと思います。 OpenStackとは OpenStack とは、いわゆるクラウド環境を構築/運用管理するためのOSS platformです。2010年にRack Space社とNASAのjoint projectとして始まり現在ではOpenStack Foundationが管理しています。 OpenStackは多数のOSSで構成されています。mysqlやrabbitmqなどお馴染みのOSSもbackendに使われていますが、OpenStack固有のOSSが主要コンポーネントになっています。例えばcomputing(vmやcontainer)の管理をするnova、ネットワークを管理するneutron、WebUIを管理するhorizonなどなどです。 こちら でどういったコン
msgpack-inspectを作った話に書いたが、このツールはエントリにも書いたとおり rubygems.org に公開されていて CRuby や JRuby でインストール・実行可能である。その一方でバイナリをダウンロードするだけで使えると便利だよねってことで、mrubyでクロスコンパイルしてリリース版が置いてある。 これは実はそこまで簡単ではなくて、Rubyの機能のうちmrubyでもサポートされている文法や組込みライブラリの範囲しか使えないのはもちろん、たとえば外部のライブラリに依存する機能*1などは mruby でクロスコンパイルしようとすると地獄を見ることなどもある。 そんな事情もあって、今回クロスコンパイルしたリリースに成功するまで、けっこうな手間をかけた。ここにそのへんをざらっと書いておこうと思う。 やったこと mruby-cliを使う 基本的にmrubyでビルドするための準
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く