リドゥ Emacsでは、過去に実行したコマンドをそのまま再実行する事が可能である。 これをredo(リドゥと読む)という。一般的にundo を取り消す(undoをundoする)ことをredoという場合が あるが、これをredoの定義とするならば、これはEmacsのundo の中に含まれている機能である。Emacsでいうredoは、直前の実行を繰 り返すという意味である。 Emacsで行なわれるredoは、すべての動作を再実行するものではなく、 過去に実行したコマンドのうち、一般になんらかの入力を必要とするもの、も しくは、M-xの後になんらかのコマンドを続けて打って実行したものを 再実行できるものである。例えば、aの入力などは、aのキーを 押せば入力できるため、わざわざ複雑な操作をしてredoする必要がな い。しかし、ファイルの読み込みなどは、ファイル名の入力操作が必要なため、 再実行する