サイボウズは2014年2月26日から、常設型の「脆弱性検証環境提供プログラム」を開始した。その背景には、脆弱性情報の取り扱いに関する同社の経験と問題意識があった。 サイボウズは2014年2月26日から、常設型の「脆弱性検証環境提供プログラム」を開始した。同社のクラウドサービス「cybozu.com」と同等の環境を無償で提供し、そこで稼働しているサービスの脆弱性を検証、発見してもらうことが目的だ。セキュリティ研究者の他、同社サービスの導入を検討し、事前監査を行いたいと考えている大手企業向けにも提供する。 同社は2013年11月に、サービスの品質向上を目的とした脆弱性発見コンテスト「cybozu.com Security Challenge」を実施している。脆弱性検証環境提供プログラムはその経験を踏まえ、対象範囲を「kintone」から、「Office」「Garoon」「メールワイズ」や共通管