同氏は「情報メディアは一握りの大手企業に集約される。互いにライバルの動向を注視し、ある分野では競合し、ある分野では協力することになるだろう」と述べた。 トムソン・ロイターは、金融プロフェッショナル向けのグローバルなニュース、データ、テクノロジーの提供と、法律・科学・会計・医療関連の専門サービスが主力事業となる。 グローサー氏は、新会社では一般向けの情報サービスでグーグルやマイクロソフトと直接張り合うのではなく、引き続きプロ向けの情報サービスに重点を置いていくと発言。 「(米メディア大手ニューズ・コープのように)映画スタジオを所有したり、ティーンエージャー向けのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を始めるつもりはない」とし、「当社のコンテンツやサービスにお金を払ってくれる人々、プロフェッショナルな人々へのサービスを重視していく」と述べた。 そのうえで情報サービス大手各社には、将来
写真1●ad:tech会長のDrew Ianni氏は、今回のad:techの参加者が前年比31%増の1万4000人に達したことを明かした デジタルマーケティングに関する最大規模の専門イベント「ad:tech」が2008年4月15日(米国時間)、サンフランシスコで始まった。ad:techは米国中心に世界各地で開催されているが、米国では今回が2008年最初(2007年New York速報記事)。今回のテーマは「ブランド戦略と広がりつつあるデジタルマーケティング」。過去に「エンゲージメント」や「詳細なデータ取得が可能」など、マスメディアに対抗するようなテーマを掲げることが多かったad:techだが、すべてのメディアがデジタル化する現在においては、ネットが特別ではなく、すべてのメディアでデジタルマーケティングを展開し、ブランディングを行わなければならない段階に来ているということだろう。 サブプライ
4月17日、YouTubeの日本版サイトが広告売上をユーザーに還元する「YouTube パートナープログラム」を提供開始した。 パートナーになるにはYouTubeの審査を通る必要がある。条件は、オリジナル動画の頻繁なアップロードがあること、チャンネルの購読者数、再生回数や、利用規約の準拠などだ。このパートナーシップは非独占契約で、動画のアップロードや配信にYouTubeからの制限はない。 パートナーになることでユーザーが得られるメリットは以下の通り。 コンテンツに連動したバナーと動画広告により、パートナーはその広告がクリックされると広告売上を得られる。 コンテンツがYouTubeのパートナーチャンネルで紹介され、YouTubeとそのシンジケーションパートナーに提供される。 チャンネルのカスタマイズが可能になる。 すでに参加しているパートナーの一覧はこちら。
Psystarというコンピュータ企業がMacクローンPCを販売している。Appleが自社のOSを他のハードウェアメーカーにライセンスしておらず、またユーザーがMac OS Xを「Apple商標を付した」コンピュータ以外にインストールすることを明確に禁じているため、これは一部で大きな話題となっていた。ここでは同社のPCであるOpen ComputerとOpenPro Computerを紹介する。 提供:Psystar Psystarというコンピュータ企業がMacクローンPCを販売している。Appleが自社のOSを他のハードウェアメーカーにライセンスしておらず、またユーザーがMac OS Xを「Apple商標を付した」コンピュータ以外にインストールすることを明確に禁じているため、これは一部で大きな話題となっていた。ここでは同社のPCであるOpen ComputerとOpenPro Comput
Googleの2008年第1四半期の決算発表が、米国時間4月17日午後に予定されているが、この発表はかなり興味深いものとなってきた。 15日夜に、インターネットトラフィックを計測するComScoreは、ある残念なニュースを伝えてきた。米国におけるペイドクリック成長率が、鈍化してきていることを明らかにしたのだ。 公平を期すためにも、JPMorganが16日午前に出したリポートによれば、Googleは、競合企業よりもよくやっていることを伝えておかねばならない(ComScoreのペイドクリックに関する調査の詳細な数字は、大抵は一般に公開されることがない。このデータについては、ウォール街のアナリストが出すリポートからのみ知ることができる)。 Googleのペイドクリックは、2007年3月と比較して、2008年3月は2.7%上昇した。これは結局のところ、2008年第1四半期全体では、前年同期比1.8
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く