11月20日、映画『トロピック・サンダー』で監督・出演などを務める俳優兼監督のベン・スティラーが来日し、東京・有楽町の会場にて記者会見を行った。 『トロピック・サンダー』は、全米の週末興行成績において3週連続1位を獲得した超人気作。ハリウッド業界に対する痛烈な批判を込めた内容が話題を呼び、日本でも公開を前に映画通たちの注目の的になっている。 会見では、まず最初にベン・スティラーといっしょに日本でのPR担当・ルー大柴が登場し、得意の”ルー語”でベンと会話。いつもより英語の割合が多かったせいか、意外と通じているようで、時おりベンが英語で見事な返しをする場面も見られ、会場を沸かせていた。 その後は、ベンの単独質疑応答。以下、いくつか例を挙げると……。 ――トム・クルーズなど、豪華なカメオ出演が話題になっていますが、どうやって出演の了承をとりつけたんですか? 「脚本を気に入ってくれたからです。トム