福島県は28日、同県伊達市で26日に採取したウメから食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る580ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。 県は市に出荷の自粛を要請するとともに、30日に対象を広げて再度検査を行う予定。果樹から規制値を上回る放射性物質が検出されたのは初めて。 ウメはまだ出荷期を迎える前で、市場には流通していない。 【関連記事】 【動画】津波と引き波の中、懸命の操舵で湾口を抜ける巡視船「きたかみ」 〔写真特集〕津波、その瞬間 〔写真特集〕福島原発〜原子炉建屋の放射性物質を調査〜 【ルポ】重大事故から25年、チェルノブイリは今〜住民いまだ帰還できず〜 未公表分の測定データ公開=高放射線量、18時間HPに出ず−東電