[ベルリン 23日 ロイター] 国際オリンピック委員会(IOC)は23日、来年開催されるロンドン五輪のボクシング競技で、アゼルバイジャンが2個の金メダルを獲得する裏取引があったとされる報道について、調査をする可能性があると明らかにした。 英BBCが22日に報じたところによると、国際アマチュアボクシング連盟(AIBA)は来年の五輪での金メダルを保証することを見返りに、アゼルバイジャンのある個人投資家から数百万ドルの融資を受けたという。 AIBAはこの疑惑について、ばかげたでたらめだとしながらも、調査を開始すると話した。 IOCはロイターの取材に対し、AIBA側の調査を歓迎し、結果を待ちたいとコメント。BBCに対しては、AIBAとIOCの倫理委員会へ証拠を提供するよう求めたいと話し、さらなる措置を取る必要があるかどうかはその後判断するとしている。 【関連記事】 ボクシング=ヘビー級王