シャルケでの内田はステフェンス監督の信頼を勝ち取れず、出場機会が激減。ドイツでの2シーズン目は苦しい戦いが続く【Bongarts/Getty Images】 ザックジャパンがウズベキスタンにホームでまさかの苦杯を喫した3日後。シャルケ04の内田篤人はアウエー戦に挑むため、ドイツ南西部の国境の町、フライブルクに赴いていた。2月26日の前節、バイエルン・ミュンヘン戦に敗れ、首位ドルトムントの背中が遠くなったシャルケにとって、3日の最下位フライブルク戦は絶対に負けられない一戦だった。 内田にとってもこの試合は大きなチャンスだった。DFクリストフ・メッツェルダーが負傷したため、現地メディアでは「内田が右サイドバックに戻るだろう」と報じられていたからだ。フーブ・ステフェンス監督は最近、ベネディクト・ヘべデスとマルコ・ヘーガーのいずれかを右サイドバックに起用していたが、へべデスを本職のセンターバック