インターネット掲示板「2ちゃんねる」に広告を出して客を募り、覚醒剤を販売したなどとして、九州厚生局麻薬取締部は、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡など)の疑いで、千葉県船橋市駿河台、無職、城尾学然(しろお・がくぜん)容疑者(37)や大阪市平野区瓜破、同、村山拓司容疑者(25)ら男女5人を逮捕した。同部によると、いずれも容疑を認めているという。 同部は5人が数千万円を売り上げていたとみて、入手経路を調べる。福岡地検はすでに全員を同罪で起訴している。 起訴状によると、城尾被告ら3人は1月6日、覚醒剤約1グラムを宮崎県の男に3万円で販売、村山被告ら2人は4月11日、営利目的で覚醒剤約3グラムを自宅で所持していたとしている。 関係者によると、5人はインターネット上で戦ったり、アイテムを売買したりするオンラインゲームを通じて知り合った。2ちゃんねる上では覚醒剤を意味する「アイス」や「氷」などの隠語を使