広島県警尾道署地域課の男性巡査が公休日に、脱法ハーブとみられる物質を吸っていたことが28日、県警への取材で分かった。一緒に吸引していた友人が病院に搬送されたため発覚した。県警は残っていた物質を鑑定し、成分などを調べている。 県警監察官室によると、巡査は20代で交番勤務。今月23日正午ごろ、東広島市の友人宅前で、友人の20代男性と2人で脱法ハーブとみられる物質を吸引。間もなく、男性は意識がもうろうとなり病院に搬送された。命に別条はないという。 巡査はその場で尾道署の上司に電話し、「ハーブを吸った」と説明した。発覚後は勤務を休んでいるという。