マンチェスター・シティ(マンC)は18日、プレミアリーグ史上最高額となる1億9490万ポンド(約236億円)の損失を計上したことを発表した。その一方で、マンCのオペレーションディレクターを務めるグラハム・ワラス氏は、多額の損失がクラブの想定内であったことを強調している。 「損失は投資の促進によるもので、ある程度は予想されていたことだ。今後、これだけの損失が計上されることはないだろう。今回の損失は最大の数字であり、数年後にはクラブはあらゆる意味で安定していくはずだ」 マンCは2008年にアラブ首長国連邦の富豪実業家シェイク・マンスール氏の傘下に入って以来、ダビド・シルバ、ヤヤ・トゥーレ、カルロス・テベス、マリオ・バロテッリ、セルヒオ・アグエロらの大型補強を次々と敢行してきた。 巨額の投資は昨シーズンのFAカップ優勝を皮切りに実を結びつつあり、今シーズンのマンCは現在、宿敵マンチェスター