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ブックマーク / economy33.blog.fc2.com (3)

  • 国際収支、13年ぶり赤字 / 異常なのか?

    経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。 財務省が9日発表した1月の国際収支状況によると、経常収支が1996年1月以来13年ぶりの赤字を記録した。赤字額は1728億円で、1985年以降では最大。貿易収支とサービス収支の赤字幅がともに拡大したほか、所得収支の黒字幅が縮小したためである。 貿易収支は8444億円の赤字。前年同月は713億円の黒字だったから、比較では9157億円も悪化したことになる。旅行や輸送を計上したサービス収支は2558億円の赤字。前年同月比では43億円の悪化となった。証券投資や直接投資の収益を計上した所得収支は9924億円の黒字だったが、前年比では4560億円も黒字幅が縮小した。 一方、資収支も2兆1077億円の流失超。前月の流失超1兆6067億円より拡大した。このうち外国人による対内株式投資をみると、証券

  • 衆参の議員定数を半減しよう (上)

    経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。 内閣府は16日、昨年10-12月期のGDP(国内総生産)統計を発表した。それによると、実質成長率の前期比は3.3%のマイナス。年率に換算すると、じつに12.7%の急激かつ大幅なマイナス成長となった。マイナス成長は、これで3四半期連続。落ち込みの大きさは、石油ショック時の1974年1-3月期(マイナス13.1%)に次ぐものだった。 内容をみると、まず輸出が激減した。前期比では13.9%の減少。年率に直すと45.0%減と、ほぼ半減している。個人消費も年率で1.7%、企業の設備投資も19.5%減少した。民間研究機関の事前予想でも2ケタのマイナス成長は予告されていたが、実際にこんなに大きな経済の収縮が明らかになったショックは小さくない。 ショックの1つは、日の不況が欧米諸国よりも深くなった

  • 原油の適正価格は75ドル : 通商白書

    経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。 原油の適正価格は、1バレル=75ドル。小麦は1ブッシェル=5ドル強。--高騰を続ける原油や料などの国際価格について、経済産業省は08年版通商白書でこんな試算結果を明らかにした。最近の国際価格のうち、新興国の需要増加や在庫変動などによる需給で説明できる部分を算出。それ以外は「需給以外の要因による部分」と断定、そのほとんどが投機によることを匂わせている。 たとえば原油の場合、08年5月時点の先物価格1バレル=125.5ドルのうち、需給で説明できる部分は74.7ドルと試算。残りの50.8ドルは需給以外の要因によると結論づけた。同様に1ブッシェル=7.8ドルの小麦については、需給部分が5.1ドル、それ以外が2.7ドルだと指摘した。 なにごとにも慎重な政府の白書が、ここまで分析するのは珍しい

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