なぜ私たちはツイッターで会ったこともない人と会話するのでしょう? あるいはFacebookでそこにはいない知人と場所を共有しているかのように会話をしているのは不自然ではないのでしょうか? Amazonのレビューや、Yahoo知恵袋といった場所に書き込まれる意見が友人のそれのように重みを増してはいないでしょうか? そもそもあなたはこのブログに、どうやってたどり着きましたか? これらの疑問の根底には、なにが「パブリック = 公共」の情報で、何がプライベートなものなのか?というものがあります。そして今、「パブリック」の力は急速に増大して世界全体の動きから、私たちの日常まで変えつつあるのです。 そんな新しい世界の力学についてかかれた本、「パブリック 」(原題:Public Parts)が刊行されました。著者はブログ Buzzmachine の著者で City University of New Y