高橋徹也の幻の4thアルバムである。本来は1999年にリリースされる予定だったが、メジャー契約の打ち切りに伴いお蔵入りになっていた。それがこの度15年ぶりに日の目を見ることになったのだが、「一筋縄ではいかない」というのが正直な感想だった。 つまり「最高!」とは言い切れないのだが、だからといって無視することもできない。このアルバムにはその後リリースされた作品に収録される曲が7曲あり、僕はその全てを聴いているわけではないが(今では入手が困難なので)、それでもその後リリースされた作品と比較すると圧倒的にクォリティが高い。それは単純に制作に潤沢な予算があり、すばらしいスタジオやミュージシャンが起用できたこともあるが、高橋徹也が年齢的に絶好調だったことも影響していると思う。つまりインディーズ時代にリリースされた楽曲がメジャー時代のクォリティでここの収録されている。 しかし「OUT OF THE WO
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