女性管理職は部下を潰しやすい。この話題は外資系企業における「最大のタブー」だ。外資系企業では女性が男性と同じように働くのは当たり前。管理職へも男性と同じように登用され、男女差別は厳しく処罰される。そんな外資系企業で「女性は管理職に向いていない」などと言おうものなら、明日からデスクが無くなるかもしれない。 個人的には認めたくないが、経験からいうと女性管理職は部下をつぶしてしまう人が多い。統計的には日本の3倍女性管理職がいるアメリカでも「女性上司のほうが(男性より)いい」と答えた人は6.3%しかいない。 なぜ女性上司は部下を潰してしまうのか? いくつか周囲であった「部下潰し」の事例を書いてから考えてみたい。 事例1 役員の前で部下が使えないと泣き出した上司 「こんな使えない部下、もう耐えられません!」 上司が役員の前で泣き出したとき、部下の佐藤さん(仮名)はあっけにとられた。女上司はかねてより