前回 の記事が予想以上に好評だったこともあり、 vCPU オーバーコミット*1 について、注意点をもう一つ書き残したいと思います。 仮想 SMP を使う時は vCPU オーバーコミットはできる限り避ける 仮想 SMP (vSMP) とは、仮想マシンに複数の vCPU を割り当てることです。 仮想化技術の浸透により、基幹サーバーも仮想化する機会が増えています。 vSMP 機能を使って vCPU を複数アサインすることも増えていますが、プロセッサ・コアがあまり搭載されていないサーバーで、仮想 SMP を使うと性能が大幅に低下することがあるので要注意です。 今回もイメージを使って解説してみたいと思います。 vCPU がオーバーコミット状態の場合、処理待ちの vCPU はフリーズ状態になるのは 前回 説明しました。 注意が必要なのは、「複数の vCPU を割り当てたゲストは、すべての vCPU が
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