医師としての本業がありながら、ソフトウェアを作るのにはいろいろな理由があると思うが、それをオープンソースソフトウェアとすることは他の選択肢をはるかに上回るメリットがある。 EUCに関するツールがいくらでも公開されており、オープンソースソフトウェアで簡便なソフトウェア開発フレームワークが公開されている今、自分のためのソフトウェアを作成することはそう難しいことではない。大学あるいは高校の教程としてソフトウェアを作ることを学んだ経験を持つものも多いだろう。しかしながら、本業が忙しい中でさらに手間のかかることをやろうとするからには、それなりの理由をみんな抱えている。 既存のソフトウェアへの不満とその解決知的好奇心大学院等での研究活動の一環として多くはこの3つであろう。現在の「電子カルテ」は問題解決へのモチベーションを十分に与えてくれるものであり、古くはLHAの吉崎栄泰先生の例もある。趣味の一環とし