この週末はずっと FPGA で遊んでいた。出来たのはただ LED が光るだけの物だが、やっと考えたとおり動いてくれてほっとしている。一息ついたついでに、FPGA のどこが面白くて、何を目指しているかちょっと書いてみる。 この数週間の短い間に、私は FPGA がソフトウェアを変える!と信じるようになった。FPGA はハードウェア記述言語で動かすチップだから、ハードウェア記述言語がソフトウェアを変える!という妙な話の流れになってしまうけど。前からぼんやり思っていたプログラミング言語への違和感が急にはっきりした。その違和感とは、プログラミング言語全体が、いわゆる早まった最適化に陥っているという事だ。 プログラミング言語が必要なのは、コンピュータには人間の言葉が分からないからだ。コンピュータは順番に単純な命令を実行する事しか出来ないから、大きな問題を小さく分けて、さらに順番に並べなければいけない。