ブックマーク / mainichi.jp (63)

  • 円城塔インタビュー詳報:故・伊藤計劃との共著「屍者の帝国」を完成させて- 毎日jp(毎日新聞)

    09年に34歳の若さで世を去ったSF作家、伊藤計劃(けいかく)さんの未完の絶筆を、盟友である作家の円城塔さんが書き継ぎ、完成させた。長編「屍者の帝国」(河出書房新社、1890円)は、伊藤さんが残した400字詰め原稿用紙30枚の原稿をプロローグにして始まる。故人との共著になった書に込めた思い、執筆の経緯などについて、円城さんに聞いた。【聞き手・棚部秀行、構成・佐々木宏之】  −−そもそもの出会いから伺えますか。 円城 最初に会ったのはけっこう遅いはずです。06年、小松左京賞に落ちても(ともに最終選考で落選)まだ会っていません。 編集(河出書房新社・伊藤靖氏) ミクシィで円城さんが「僕は早川(書房)に原稿を送ったから、あなたもどうですか」と呼びかけたのは、その落選後ですね。 円城 実際に会うのは07年5月。東京のSFセミナーで。塩澤(快浩)さん(早川書房、当時SFマガジン編集長)と3人で、1

    yag_ays
    yag_ays 2012/09/06
  • ヒトゲノム:8万円で解読、米の会社が10月に装置発売- 毎日jp(毎日新聞)

    研究用機器メーカー「ライフテクノロジーズ」(社・米カリフォルニア州)は13日、ヒトゲノム(ヒトの全遺伝情報)の解読を1000ドル(約8万円)でできる装置を10月に発売すると発表した。現状に比べ5分の1以下と安く、解読時間も2週間から1日以内と大幅に短縮した。得られたデータは、患者ごとの薬の副作用の有無、病気の原因遺伝子を調べる研究などに役立つ。 ヒトゲノムは約30億対の塩基と呼ばれる4種類の化学物質からなり、この塩基の組み合わせで遺伝子が構成される。 開発された装置はオフィスにあるプリンター大。半導体の上に塩基の種類を読み取るセンサーを配置して、解読効率を大幅に向上させることに成功した。 理化学研究所など日米欧の研究チームが参加した国際プロジェクト「ヒトゲノム計画」がほぼ完了した00年当時、解読には1億ドル程度かかっていた。 同社日法人の熊井広哉マーケティングマネジャーは「数年前まで1

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    yag_ays 2012/04/14
  • 時代の風:「正しい独裁者」の死=東京大教授・坂村健 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇試される我々の力量 「正しい独裁者」という言葉がある。トルコの建国の父、ケマル・アタチュルクを紹介するときに使われる言葉だ。政教分離から始まり、メートル法やアルファベットベースのトルコ文字の導入、女性がベールを必要としないという服装改革まで。一説には明治維新を参考にしたと言われるが、それ以上のことをケマルは十数年という短期間で、ほぼ一人の力で行った。宗教社会の改革のため強い独裁権を必要とした彼は、一度自ら引退する。議会が国内の混乱に困って「戻ってきてくれ」と泣きつくのを待ち「私の提案に対し議会は討議なしに採決すること」という条件を飲ませ大統領になる。 「我が国民が進歩への道をしっかりと方向を間違えずに歩けるようになったとき、私は全ての権力を手放すつもりだ。だが、我が国民の歩みは始まったばかりなのだ。すなわち、私を殺すことはトルコ国民の未来を奪うことだ。もっとはっきり言おう! 現在の時点に

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    yag_ays 2011/10/15