私の父は何でキレるかわからない人間でした。 ただそこにいるというだけで、 父は私を怒鳴りつけたのです。 何か悪いことをしたから 叱られるのではなく 、良いことをしようと 、悪い行いをしようと関係なく、父は暴言を吐き暴力を振るってきたのです。 夫婦喧嘩は日常茶飯事で、誰が呼んだのか分かりませんが、 警察が家に来ることもありました。 毎日毎日繰り広げられる 醜い喧嘩。汚い言葉使いと怒鳴り声。罵り合い。まるで動物のように、お互いが掴みかかり、レスリングのように倒したり倒されたりの喧嘩。 人間はよくも悪くもその環境に慣れてしまうのか、どうやったら静かな環境で勉強できるんだろうかと、冷静に考える自分がいました。両親の醜い喧嘩は腹立たしく悲しい気持ちはありましたが、「うるさい!勉強が出来ない!」と、いくら 叫んでみたところで喧嘩が収まる事は1度もありませんでした。 私は高校生の頃部活はせず、学校が終わ