[左]佐々木俊尚さん(ジャーナリスト)、[右]島本久美子さん(ゲッティ イメージズ ヴァイスプレジデント兼ゲッティ イメージズ ジャパン代表取締役) 【前編】はこちらをご覧ください。 ビジュアル軽視の日本企業は、マーケットを掴み損ねている 佐々木: この本(『成功する会社はなぜ「写真」を大事にするのか 一枚の写真が企業の運命を決める』)によると、日本は識字率が高かったので文字が伝達手段の中心になったけれども、イギリスやアメリカは識字率が低いからビジュアルを見せなければいけなかった、という違いもあったようです。識字率が高いのは良いことですが、そのせいでビジュアルを考えることがおろそかになってしまった。何とも皮肉な感じがしました。 島本: おそらく、漢字そのものが優れたビジュアル素材なんでしょうね。日本人は漢字をビジュアルとして認識しているところが多分にあると思います。 佐々木: アルファベッ
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