(1)生活習慣病 生活習慣病の原因として、現在いろんな要因が挙げられ、それを避けるように言われています。「よく寝るように」「脂っこい食事は避けて」「野菜を食べるように」……などです。 しかし、『ウォーキングの科学』では「体力低下こそが生活習慣病の最も重要な要因で、それを向上させればそれらの症状が改善する」ことを示しています。 では、インターバル速歩によってどの生活習慣病がどれほどよくなっているのでしょうか。高血圧症、高血糖症、肥満症、異常脂質血症の有病率を先に述べた中高年者246名を対象に、インターバル速歩前後で比較しました。 トレーニング前、低体力群と見なされた参加者の約80%が高血圧症、約70%が高血圧症、約40%が肥満症、約20%が異常脂質血症でしたが、5ヵ月間のインターバル速歩後に高血圧症、高血糖症、肥満症の症状が約30%の人でなくなっていました。 したがって、もし読者の皆さんが「