5月7〜9日に実施したUnity開発者の年次イベント「Unite Tokyo 2018」では、日本語版エディタやCarte Blancheなど多くの新要素が明らかになった。その中で、驚いたのが9日の「スマホVTuber向け揺れモノシステムを『ユニティちゃんライセンス』で無料公開!」というセッションにて発表した「Unity-Chan SpringBone 2.0」のライセンス形態だった。 当初、「ユニティちゃんライセンス」(UCL)でのリリースを予定していたが、発表当日により比較的制限がゆるくてVRMフォーマットに採用しやすくなる「MITライセンス」(MIT)に変更するという大きな方針転換があったのだ。一見、わかりにくそうな話だが、バーチャルYouTuber(VTuber)やVRChatといった日本で関心が高いジャンルとも繋がりがある話なので、簡単に解説していこう。 アバター必須のVR時代が
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