関連トピックスNEC NECビッグローブ(東京都品川区、古関義幸社長、03・6479・5511)はNEC中央研究所と共同で、運用負荷を軽減できるネットワーク仮想化技術を用いたクラウドコンピューティング基盤を開発した。「オープンフロー」と呼ばれる次世代ネットワーク制御技術を活用。これにより従来、3週間程度かかっていたシステム構築(SI)を最短で15分に短縮できる。 NECビッグローブは10月に自社サービスに適用し、ネットワーク構築を3週間から5日に短縮する。さらに画面や性能の機能強化を図り、2012年下期に5日から15分に短縮する。半年かけて実際の利用上の課題を探り、機能を向上。13年春をめどに法人向けにサービス提供を目指す。 開発したクラウド基盤では事前に、ルーター(通信機器)やスイッチ、ファイアーウオール(外部からの侵入防御システム)、ロードバランサー(負荷分散装置)などのネットワ