中間貯蔵施設(大熊町・双葉町)への除染廃棄物の輸送で、平成28年度末までに対象52市町村のうち19市町村で輸送が完了し、会津地方から除染廃棄物がなくなった。環境省が実施状況をまとめた。同省は29年度、残る33市町村から前年度実績の約3倍となる約50万立方メートルを運び出す方針。学校からの搬出を優先する考えで、計画通りに進めば29年度末時点で校庭などの現場保管量は最大時の30万立方メートルから半減する。 ■学校保管半減へ 中間貯蔵施設への輸送状況は【地図】の通り。同省によると、28年度は会津若松、下郷、南会津、猪苗代、会津坂下、湯川、柳津、三島、昭和、会津美里の会津地方10市町村と県南地方の矢祭、塙、石川3町の計13市町村から計18万3734立方メートルを輸送した。目標の15万立方メートルを3万3734立方メートル(22・5%)上回った。 27年度のパイロット(試験)輸送で6町村から搬出した
神奈川県が40年以上前に棟方志功に特別に制作を依頼し、300万円で購入した版画が、いつの間にかカラーコピーの複製に入れ替わっていた。2014年に開かれた展覧会で、観覧者に指摘されて発覚。約3年間、本物を探したが見つからず、県が17日に発表した。盗難に遭ったとみて県警に被害届を出す方針。 版画は「宇宙讃(うちゅうさん)(神奈雅和(かながわ)の柵)」という作品で、横約65センチ、縦約50センチ。県民ホール(横浜市中区)の開館に合わせ、緞帳(どんちょう)の原画として晩年の棟方に制作を依頼したものという。県が1974年10月に受け取り、緞帳制作会社に一時期預けた後、額に入れて館長室に展示していた。 本物は和紙に刷られたものだったが、コピーされたのは普通紙。上下逆さまに額に貼り付けてしまったとみられ、台紙の裏に取り付けられていた、額をつり下げるためのひもの位置を変えた形跡があった。 県立近代美術館鎌
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