今年、海と日本プロジェクト in ふくしまでは、福島の海の復興の現状や風評被害について現地調査を行う、筑波大学社会学類・五十嵐泰正ゼミとコラボ。学生目線で、そのリサーチ結果や感想をレポートしてもらう連載企画をスタートします。初めて福島の海を訪れる学生たち。福島の海は、彼らの目にどのように映るのか。これからの「海づくり」の参考にすべく、長期的に連載していきます。 筑波大生現地調査レポ vol.11 漁連会長・野崎氏に聞く福島の漁業の復興 こんにちは!「海と日本プロジェクトinふくしま」に協力させていただいている筑波大学社会学類の秋田耕平です。今回、同大学の授業「社会調査実習Ⅱ」の一環で、福島県漁連会長の野崎哲氏(酢屋商店・社長)に取材しました。震災や原発事故の影響や福島県の漁業の現状と展望などについてお聞きしました。 福島県の漁業は、カツオやサンマなどを獲る沖合漁業とヒラメやカレイなどを獲る