日本一新の会・代表 平野貞夫妙観 (「アベノミクス」と「小泉構造改革」) 安倍首相が提唱した「アベノミクス」は、今のところ行き過ぎた円高を是正し、株高の中で日本国内では評判がよい。政策の構想・イメージだけでこれだから、資本主義は恐ろしい。実体を伴わない経済が、心理戦争のような展開になっている。大方のエコノミストは、前向きに評価したうえで、問題点の指摘している。 代表的なものは、①金融緩和でインフレがコントロールできなかったらどうするか。②国債に悪い影響があるのではないか。③果実は国民・労働者に、雇用の拡大とか労働者分配率上昇などで及ぶのか。④土建国家の復活になるのではないか。等々である。極論は「日銀は本気で金融緩和をやるのか疑問だ」との見方もあるが、理屈は専門家に任せよう。 「アベノミクス」の大騒ぎで思い出すのは12年前、平成13年の春に小泉首相が誕生し、「構造改革構想」をぶち上げた
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