新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国の医師817人が勤務先の医療機関の院内感染対策について答えた民間企業のアンケートで、対策ができているとの回答は4割にとどまったことが16日分かった。マスクなどの感染防護具も6割が不足していると回答した。 国内の感染者急増による病床不足で、感染症指定医療機関だけでなく一般病院での患者受け入れも求められているが、対応が追い付いていない状況が浮き彫りになった。 医療情報提供サービス会社「eヘルスケア」(東京)が3月17~23日に同社サービスに登録する医師7025人を対象にインターネットで調査し、817人が回答した。