アフガニスタンのカブール国際空港に押し寄せ、航空機の上にのぼった人ら。西谷文和さんが現地にいる通訳者から画像を入手した=2021年8月、西谷さん提供
世界各国で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっている。日本でも来月下旬、医療従事者や高齢者から順に接種が始まる見通しだ。だが「絶対に打ちたくない」という声も、医学界から聞こえてくる……。 *** そもそもワクチンは、感染予防にならないのだという。 「誤解されている方が多いですが、季節性のインフルエンザなど注射で打つタイプのワクチンは、ウイルスの感染自体を防ぐことはできません。新型コロナウイルスのワクチンも同じで、打ったとしても感染を防ぐ効果はないのです」 そう解説するのは東京大学薬学部の池谷裕二教授。ワクチンはあくまでも「重症化を防ぐ」ために打つものなのだという。誤解を生みやすいのは、「数字」が独り歩きするせいかもしれない。例えば、ファイザー社のワクチンは「65歳以上に94%の有効性」などと報じられるが、 「有効性94%などと聞くと、ワクチンを打った人の94%が感染しないとの印象を持つ
天皇、皇后両陛下は3日、住まいの赤坂御所で、東京都葛飾区保健所の清古愛弓所長らと面会し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた保健所の取り組みについて説明を受けられた。両陛下が新型コロナ関連で専門家らの説明を受けるのは5度目。 清古所長らによると、電話相談やPCR検査の対応に追われた現場の状況を説明すると、両陛下は「休みは十分取られていますか」などと案じ、職員の心のケアにも関心を寄せていた。 両陛下は4月以降、政府の専門家会議の尾身茂副座長をはじめとする専門家や関係者から感染状況や医療体制、経済への影響などについての説明を受けている。 5月20日には日本赤十字社の大塚義治社長らから説明を受け、陛下は医療従事者への感謝の気持ちを示すとともに、心ない偏見を憂慮した。 (共同)
三上英次 12月11日(水)、都内で京都大学原子炉実験所の今中哲二氏が『福島で何が起きているのか』という題目で講演を行ない、その後、福島での〈健康相談会〉等の活動をしている医師から、福島の現状、特に被曝による子どもたちへの健康被害に関する報告がされた。以下は、その報告〔要旨〕である(趣旨を変えずに適宜表現を改め、小見出しをつけた)。 今中哲二氏(写真は2012年10月26日の講演会でのもの)。今中氏は京都大学原子炉実験所に勤め、小出弘章氏らとともに長年、研究者としての立場から、原発の危険性を訴えて来た。(撮影・三上英次 以下同じ) ◇◆◇ 初めて知った福島の現実 ◇◆◇ 本日はお集まりいただきありがとうございます。今日は、私が実際に見聞きした範囲での〈福島の現状報告〉をさせて頂きます。 福島では2年前(2011年)の6月から、「こども健康相談会」が実施されています。私は昨年の始めから参加す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く