ソニーは13日、東京・銀座の数寄屋橋交差点にある「ソニービル銀座」を来年(2017年)春から解体して更地とし、18年夏から20年夏の東京五輪まで、都心の憩いの場となるイベント広場「銀座ソニーパーク」として暫定的に開放すると発表した。 訪日観光客の増加も見込み、コンサート会場など幅広い用途に活用し、銀座の活性化につなげる。東京五輪が終わった後の20年秋に「新しいソニービル」を着工し、22年秋に完成・営業再開させる予定だ。高さや階数などは未定。 ソニービルは創業者の一人である盛田昭夫氏が「東京・銀座の玄関」として、いまからちょうど50年前の1966年に開業。地下5階・地上8階で、1~6階にはショールームや直営店のソニーストア銀座があり、年間400万人が来館している。