米大リーグは20日(日本時間21日)、ア・リーグとナ・リーグが対戦する交流戦が開幕する。マリナーズのイチローは、敵地でパドレスとの3連戦第1戦に臨む。 前日のエンゼルス戦では快音なしに終わったイチロー。しかし、5月の16試合中、出塁できなかった試合はわずか2試合と安定感は抜群。相手先発予定のレートスとは対戦数が少ないものの、打率6割超をマークしており複数安打にも期待したい。 両チームともに地区最下位(マリナーズはア・リーグ西地区、パドレスはナ・リーグ西地区)と苦しい戦いが続いているが、上位浮上のきっかけをつかむためにも、互いに意地を見せたいところ。 ■マリナーズ先発予定 ビダード(左腕) 今シーズン成績:1勝4敗 防御率4.78 今季は7試合に登板して、いまだ1勝。開幕後の不調が響いている。 ■パドレス先発予定 レートス(右腕) 今シーズン成績:1勝5敗 防御率4.38
【ニューヨーク時事】米大リーグのレッドソックスは19日、岡島秀樹投手(35)を戦力外にしたと発表した。米メディアによると、レッドソックスは今後、岡島を他球団にトレードするか、傘下のマイナーに降格させる。 岡島は巨人、日本ハムを経てフリーエージェント(FA)で2007年にレッドソックス入り。貴重な中継ぎ左腕として活躍し、同年のワールドシリーズ制覇にも貢献した。5年目の今季は、開幕を傘下のマイナー3Aで迎え、4月18日にメジャー昇格。7試合に救援で登板し、1勝0敗、防御率4.32の成績で、9日を最後に登板がなかった。大リーグ通算では全て救援で261試合に登板して17勝8敗6セーブ、防御率3.11。 【関連記事】 ・ 〔写真特集〕センバツPhotoスタジアム ・ 【特集】「野球一族」いにしえ編 ・ イチロー、落球に同情=米大リーグ ・ 松井、同じ球で2度凡退=米大リーグ ・ 米大リーグ・談話
モデルのような体型でアイドル顔負けのルックス。写真集もオフィシャルブックも、売り上げは絶好調。坂本勇人は、いまもっとも人気があるプロ野球選手の一人だ。 プロ2年目の2008年からレギュラーに定着。09年途中からは不動の「1番・ショート」として活躍している。一昨年と昨年は2年連続でセ・リーグ最多得点。いまや球界最強の1番打者と言っても過言ではない。 坂本のプレーにはとにかく華がある。長身でいながら、柔らかさと強さを兼ね備えた守備。 08年4月6日(阪神戦)に打った初ホームランは、セ・リーグ史上最年少の満塁ホームランだったし、一昨年は3割をクリアし、昨季はサヨナラホームランを3本放つなど、巨人のショートとしては史上最多の31本塁打を記録した。数字も残せて、記憶にも残るプレーが出来る。おいしいところを持っていける選手。いま風にいえば、「持っている」選手だ。 今季年俸は1億2000万円(推
プロ野球交流戦日本ハム対巨人 1回表 内野安打で出塁した巨人・大田 21日=札幌市・札幌ドーム=(撮影・高橋茂夫)(写真:産経新聞) (交流戦、日本ハム3−4巨人、2回戦、1勝1敗、21日、札幌ドーム)巨人は大田の1番起用が奏功した。一回は内野安打で出塁し、藤村のバントで二塁に進んで坂本の二塁打で先制のホームを奪った。四回にも犠飛で打点を挙げ、今季の初先発出場に応えた。 巨人の新たな未来を感じさせる大型のリードオフマンが、勝利を牽引(けんいん)した。原監督がこの日1番に指名したのは、18日にプロ初安打をマークしたばかりの3年目の大田。1打席目に先制打につながる内野安打を放ち、3打席目には追加点となる犠飛を放った背番号55に、指揮官は「堂々とやっていた」とうなずいた。 「僕が切り込んでいくんだと思って臨んだ」と本人は意気に感じた1番だが、リードオフマンに抜擢(ばってき)されたのには理由が
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