(CNN) 南米アルゼンチンの古生物博物館は18日までに、同国南部のパタゴニア地方で約9500万年前の中生代後期に生息していたとみられる巨大な草食性恐竜の化石を発見したと報告した。世界最大の恐竜だった可能性があるとしている。 報道発表文によると、全長が約40メートルで体重は約80トンと推定。草食のティタノサウルスの種類とみられている。 今回の発見に大きな役割を果たした同博物館の恐竜の専門家は、体重はゾウ14頭分に相当すると述べた。全長はトレーラートラック2台分に等しい。 この化石は2011年、トレーレウ市から約260キロ離れたパタゴニア地方の遠隔地を調べていた科学者が発見。同博物館は化石約200点が見付かった場所を「恐竜の墓地」と形容している。 発掘したところティタノサウルス7頭分の標本を収集した。脱水や泥土にはまりこむなどして集団で死んだと推測されている。また、肉食の恐竜の歯が60個以上
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