六甲山にまつわる自然、環境、文学、食などの多彩な催しを大学のカリキュラムに見立てて情報発信する「六甲山大学」。そのプログラムの紹介や、山の旬の情報を通して、六甲山の魅力に迫ります。(フリーライター・根岸真理) 六甲山に数多く点在している「茶屋」を紹介するシリーズ。昨年9月に取り上げた六甲最高峰直下の「一軒茶屋」に続く2回目は、古い歴史を持つ名物茶屋の一つ「燈籠(とうろう)茶屋」。再度山大龍寺へ続く参道「大師道」の途中にある。梅雨時でも歩きやすい大師道の散策と併せて訪れてみてはいかがでしょう-。 大師道は諏訪山公園西側が起点で、燈籠茶屋までなら30分ほど。急な上りもあるが、舗装道なので特別な山装備をしなくても気軽に歩ける。大龍寺まで足を延ばしてもプラス1時間程度だ。アジサイが見頃を迎える神戸市立森林植物園を目指すハイキングもこの時期がおすすめ。水音が涼しげな沢沿いの道で、緑陰も多く快適だ。
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