22 1月 【河川敷のプレハブ居酒屋】多摩川の川原にある「たぬきや」は全席リバービューだ! 稲田堤駅から歩いて8分、多摩川河川敷にあるプレハブ小屋。じつはこれ、居酒屋なのである。 誰もいない冬の多摩川を眺めながら、一杯やるウーロンハイはたまらなく切ない。 ▲多摩川の河川敷 マンションやアパート越しに読売ランドのアトラクションがちらちら見え隠れする、川崎市の稲田堤。京王線と南部線が通っているが、これといって観光スポットがあるわけでもなく、住人以外は降りない駅だろう。川を挟んで向こう岸は調布だ。 駅から8分ほど歩くと、多摩川の河川敷にたどり着く。 電車の音と向こう岸でサッカーをやってる少年たちの声だけ響く、もの静かな空間だ。吹きつける風が強く、冷たい。 行き交う人々は、犬の散歩をする地元民ぐらい。 そんな、うら寂しい川原にプレハブ小屋がぽつんと建っている。小屋に向かって電柱が何本かあって、電線