日本人の平均寿命は平成の30年で男女ともに5歳余り延び、去年は女性が87.32歳、男性が81.25歳といずれも過去最高となったことが厚生労働省のまとめでわかりました。 平均寿命が前の年より長くなったのは平成24年以降、7年連続で、男女ともに平成のこの30年間で5歳余り延びました。 平均寿命が公表されている主な国や地域との比較では、女性は香港に次いで4年連続の2位、男性は香港、スイスに次いで、2年連続で3位となっています。 厚生労働省は「平成の時代に薬の開発や医療技術が進歩し、健康意識も高まったことが平均寿命が延びた要因になったのではないか。今後もしばらくは延び続けるとみられることから健康に過ごせるような施策に取り組んでいきたい」と話しています。