【網走】畳1枚に乗り切らないほどの特大オヒョウが4日夜、網走港で水揚げされた。体長2・1メートル、重さ165キロ。30歳前後とみられ、専門家も「近年、日本近海では珍しい」と驚いている。 網走漁協所属の沖合底引き網漁船、第8昇陽丸(160トン)が網走・能取岬の北約40キロ沖の北見大和堆で捕獲した。5日朝の網走地方卸売市場のせりで、1キロ500円で競り落とされ、斜里町ウトロのホテルに売られた。 オヒョウは、カレイ科の海水魚。北太平洋やオホーツク海などの水深200~1千メートルの海底に生息し、タラやカニなどを食べる。 尼岡(あまおか)邦夫・北大名誉教授(魚類学)は「カナダ近海などには200キロ以上のオヒョウがおり、日本でも20年ぐらい前までは大物がとれた。ただ、最近では珍しい」と話している。(近藤憲治)
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