震災から23年経って、今年も1月17日を迎えた。前日の16日の夜はいつものように伊丹の昆陽池の鎮魂の集いに参加する。 この時期になるとたいてい体調が崩れるのだが、今年は忙しくてその余裕も?なかったようだ。 ここ数日は毎晩のように船越隆文君の姿が浮かんで来る。17歳の当時のままだが、語りかけながらこの23年間の自分の抱えた想いを振り返る‥そしてやはり自分の無力さと船越君の無念さは今も消えない‥ことを思う。 17日は船越君の住んでいたアパートの跡地で弟子と一緒に集まって黙とうをする日である。小雨の 中をみんな集まってくれたのはうれしい。 鎮魂の碑があるゆずりは緑地に向かう。帰りのバスを待っているときとなりのおじいさんが「私もこのマンションで大きな揺れを体験しました。早いものですね‥」と語りかけてくれた。 昼からは森一門の新年会である。今年の幹事は西田拓也四段で、なれない役目を初々しくこなしてく
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