7月5日。兵庫県「城崎温泉 西村屋本館」において第5期叡王戦七番勝負第2局▲豊島将之竜王・名人(30歳)-△永瀬拓矢叡王(27歳)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は22時5分、222手で持将棋が成立。引き分けとなりました。 七番勝負は第2局を終えた時点で豊島名人が1勝。そして千日手1回、持将棋1局という大波乱の展開です。 次の対局は7月19日、愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」でおこなわれる予定ですが、その対局条件などは未確定のようです。(※7月6日10時現在) 千日手指し直しの次の対局 叡王戦七番勝負は、えらいことになってきました。まずは第1局から振り返ってみましょう。 第1局に先立つ振り駒では、永瀬叡王が先手と決まりました。そして第1局は20時20分、まず千日手が成立しました。 永瀬叡王は公式戦通算39回目、豊島竜王・名人は19回目の千日手でした。 叡王戦の規定では21時30分