ヒトデ殺しのたのもしいターミネーターが登場! スキューバ・ダイビングの名所として有名な、オーストラリアのユネスコ世界遺産グレート・バリア・リーフ。いまここでは、オニヒトデがサンゴを食い荒らしているせいで、サンゴ礁が瀕死の状態なのだそうです。 かつては水質汚染や気候変動などでも危機に瀕したこの海ですが、オニヒトデは自然界が起こした新たな脅威なのです。 原因と対策は? オニヒトデにも天敵はいます。それはオニヒトデをエサとするホラガイ。ですがこの海はホラガイの減少により、オニヒトデが大量に繁殖してしまったのです。 その対策として、2015年にクイーンズランド工科大学で作られたのがオニヒトデ駆逐ロボットの「COTSbot」(Crown-Of-Thorns-Starfish Robot)。この水中無人機が99%の精度でヒトデたちを検知し、皮膚をふくらませる化学的混合物を注射して殺すのです。下の動画の